富岡の学校再編計画案 小中17から6校に 2031年まで妙義町地区はゼロ

2019年10月29日 02時00分
 富岡市教育委員会は市内の小中学校の再編計画案をまとめた。二〇三一年までに小学校十一校を四校に、中学校六校を二校に、それぞれ段階的に統廃合する。〇六年に合併した旧妙義町地区では、小中学校がなくなる。十一月一日から市民の意見を募るパブリックコメントを行う。 (石井宏昌)
 計画案では小学校は二五年に六校を三校に統合。その後、統合校も含めて再編を進め、三一年には四校にする。中学校は小学校より早く再編に着手し、二二年四月に四校を二校に統廃合。以降も段階的に統合を続け、三一年に二校に再編する。
 急速な少子化で児童・生徒数が減少していることが要因。市教委によると、市内の小学生は本年度の二千三百二十七人から、二五年には千八百二十五人に減少。中学生も現在の千二百四十九人から三一年には、八百二十人に減る見込み。地区によっては既に中学校の一部で部活動が困難になったり、小学校で二つの学年を一つにした複式学級を設けたりするケースが出ている。
 このため市は庁内に検討委員会を設け、関係各課や小中学校の校長会、有識者らで協議。クラス替えが可能な規模や部活動などで多様な選択ができること、学年や教科ごとに複数の教員が配置できることなどを考慮してまとめた。十二月二日までパブリックコメントを行い、寄せられた意見を踏まえて修正する。
 榎本義法市長は「将来の子どもたちにとって良い環境は何かという視点で作成された。反対意見もあると思うが、できるだけ計画案に沿って進めたい」と話した。

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