外国人も一目瞭然 江戸川区、感染対策を動画に 英語、中国語字幕付き

2020年9月15日 07時23分

英語バージョンの画面。グラフも英語になっている

 外国人に視覚で新型コロナ対策を伝えようと、江戸川区広報課は、英語、中国語の字幕付きの感染防止策の動画を制作した。今月から動画投稿サイトのユーチューブで公開を始めている。韓国語版も作成中という。 (井上幸一)
 区はまず、八月二十日に約十分の日本語バージョンを公開。区内の最近の感染傾向などを解説し、「三密」対策や、手洗いの徹底などを呼びかけた。また、ドライブスルー方式のPCR検査や、感染者数の増減に応じたタワーホール船堀(船堀四)のライトアップなど、区の取り組みを紹介している。
 これに字幕を付けたのが外国人向けバージョン。国際的な公用語の英語と、区内の外国人人口の約四割を中国人が占めることから中国語をまず採用した。日本語と比較すると、中国語の翻訳は文字数が少なくなり、表音文字の英語は一文が長くなる傾向だが、見やすくするためテロップは最大二行で収まるよう工夫。画面に登場するグラフや図も英語、中国語表記に差し替えた。

中国語バージョンの画面。感染者数の増減に応じたタワーホール船堀のライトアップも中国語で説明

 区によると、区内在住の外国人は約三万七千人で、東京二十三区では新宿区に次いで二番目に多い。
 今年八月現在では、中国人が約一万六千人と最多で、インド人、韓国人と続く。
 区は「多言語による情報提供ガイドライン」を作り、英語、中国語、韓国語の生活情報サイトをホームページに開設するなど、外国人が情報収集しやすいよう努めている。
 田森健志広報課長は「ウイルスを持ち込まない、広げないためには、きめ細かな情報提供で誰一人取り残さないことが必要。今後もニーズを見極め、積極的に多言語発信に取り組む」と説明している。

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