<新型コロナ>同時流行防げ 長泉町が高齢者のインフル予防接種を無償化

2020年9月15日 07時49分

高齢者のインフルエンザ予防接種の無償化を決めた長泉町役場(町提供)

 秋から冬にかけて懸念される新型コロナウイルスとの同時流行を防ぐため、長泉町は十四日、六十五歳以上の高齢者らを対象にインフルエンザの予防接種を無償化すると発表した。期間は十月一日から来年三月末まで。県によると、高齢者に焦点を当てた無償化は県内でも極めて珍しい。(佐野周平)
 同町ではこれまで、予防接種の自己負担額は、千二百円だった。今回は、六十五歳以上に加え、六十〜六十四歳でも、心臓や呼吸器などの機能障害で日常生活を極度に制限されている人も無償化の対象になるという。
 町担当者は「高齢者は重症化のリスクが高い。インフルエンザの発症者を減らし、医療機関の負担軽減にもつなげたい」と語る。
 町内では例年、インフルエンザの予防接種を受ける六十五歳以上が全体の約半数の五千人前後にとどまる。町は無償化により、接種者が千六百人近く増え、接種率が約70%に上がることを見込む。
 事業費は約千三百万円。町議会が同日、本年度の政務活動費の一部など約二百四十万円を削減することを決めており、これも事業費の一部に充てる。

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