100歳以上の高齢者、初の8万人超え 50年連続で増加

2020年9月15日 13時50分
 厚生労働省は15日、「敬老の日」(今年は21日)を前に、全国の100歳以上の高齢者は過去最多の8万0450人となり、初めて8万人を超えたと発表した。昨年から9176人増え、50年連続で増加。年間の増加人数も過去最多となった。女性が88・2%を占めた。
 老人福祉法で「老人の日」と定めた15日時点で100歳以上の高齢者の数を、1日時点の住民基本台帳を基に集計した。男性は昨年から1011人増の9475人、女性は8165人増の7万0975人。
 2020年度中に100歳になったか、なる予定の人は4万1802人(昨年度比4797人増)。初めて4万人を超え、増加人数も過去最多となった。
 女性の最高齢は、ギネスワールドレコーズ社から、男女を通じ「存命中の世界最高齢」に認定されている福岡市の田中カ子かねさんで、1903(明治36)年生まれの117歳。男性の最高齢は奈良市の上田幹蔵さんで、10(明治43)年生まれの110歳。
 人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は63・76人。都道府県別では、島根県が8年連続最多で127・60人となり、高知県が119・77人、鳥取県が109・89人と続いた。
 100歳以上の高齢者は調査開始時の63年に153人。81年に1000人を超え、98年に1万人を超えた。医療技術の進歩などが理由として指摘されている。
 厚労省の今年7月の発表によると、2019年の日本人の平均寿命は女性が87・45歳、男性が81・41歳となり、ともに過去最高を更新した。
(共同)

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