昨年の台風の浸水被害受け、川崎市 水位計とカメラ設置 市内3地域、河港水門と多摩川支流

2020年9月16日 06時45分

台風19号の浸水被害を教訓に、川崎河港水門に設置された監視カメラ=川崎区で

 川崎市は、昨年十月の台風19号で浸水被害を受けた川崎河港水門(川崎区)と、多摩川支流の平瀬、三沢両川下流部の三地域に水位計とカメラを新たに設置し、市ホームページ(HP)上で水位情報の公開を始めたと発表した。(安藤恭子)
 水位計などが設置されたのは河港水門のほか、高津区の東久地橋と二ケ領本川合流点下流、多摩区の大丸用水樋門(ひもん)、多摩八号橋、上布田一之橋付近水路、新布田橋の計七カ所。台風19号では多摩川の増水による水門ゲートや合流護岸の越水で、市内二十五ヘクタールが浸水。市の内部検証委員会による浸水被害の報告書を受けて、住民への情報提供を改善する方針を示していた。

川崎市がホームページで公開している河港水門のカメラ画像(市提供)

 このため、市は浸水被害を受けた三地域に特化したHPを制作。「川崎市建設緑政局水位情報」のHPで、十分おきに現時点の水位情報と河川の画像が更新されるほか、表やグラフで護岸や堤防の高さと比較した水位を確認できる。市河川課の安部正和課長は「台風シーズンを前に、リアルタイムで川の情報を見てもらい、いざという時の適切な避難行動につなげてもらいたい」と呼び掛けている。
 市のHP内では、国や県が設置した分を含め、市内を流れる多摩川などの河川約三十地点についても、ライブカメラの映像や水位情報を提供している。

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