伊勢原市長選 候補者の横顔(届け出順)

2020年9月16日 06時47分
 伊勢原市長選も現新2人が20日の投開票に向け、主張をぶつけ合う。支持拡大に汗をかく候補者の横顔を紹介する。(吉岡潤)

◆高山松太郎(たかやま・まつたろう)さん(70) 無現<2> 自公

財政「明るい材料ある」

 八年前、県議二期目半ばで市長選に挑んだ。テレビが市財政の厳しさを報じ、当時小学生の孫に「大丈夫なの」と尋ねられた。心がざわつき、発起した。
 現職らを破り初当選を果たすと、自らの給与も削り、財政健全化に心を砕いてきた。「貯金」に当たる財政調整基金を積み、「借金」の市債を減らした。
 新型コロナウイルスの影響で税収の落ち込みが予想され、財政悪化への危機感は強い。それでも「明るい材料はある」と前を向く。新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジが三月に開通。周辺整備を進め、企業誘致への期待を膨らませる。「自然豊かで歴史や文化があり、医療機関にも恵まれている。就労の場をつくり、選んでくれるまちにしたい」
 農家出身。今も畑で土をいじり野菜を育てる。「生きがいは四人の孫。目覚ましい成長を見ていると、私も頑張らなければと思う」

◆小林京子(こばやし・きょうこ)さん(68) 無新 共

希望のまちに変えたい

 一九九九年から十六年、市議を務めた後、市民運動や生活相談活動を続けてきた。現市政を見る目は厳しい。「教育や福祉、さまざまな点で遅れている。新型コロナ対策も遅すぎる」
 「市民の要望に背を向けて、余らせたお金を積み立てる。それが財政改革と言えるのか」とも。PCR検査の拡充や小規模事業者への支援金給付などの感染症対策や、高校卒業までの医療費無料化などをすぐ実行したいと訴える。
 中期的な公約で力が入るのが、自校方式の中学校給食。中学時代に母親を亡くし、父子家庭で弁当を持って行けなかった体験が根っこにある。市議のときに実施したアンケートで「生徒たちも自校方式を望んでいる」と確信を持って語る。
 二女二男を育てた。「諦めずにやれば実現できる」が信念。「市民の声、暮らしに寄り添う市政で、伊勢原を希望あるまちに変えたい」と意気込む。

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