「キハ52−125号」の雄姿、未来へ いすみ鉄道が写真集制作費ネットで募る

2020年9月16日 07時12分

重要部品点検をする作業員(いすみ鉄道提供)

 いすみ鉄道(大多喜町)は、写真家らと連携し、ディーゼル列車「キハ52−125号」の写真集を制作している。厳しい経営状況が続く中、売り上げを車両の存続のために充てる考えで、制作費をインターネットで広く募るため、二十五日午後十一時までクラウドファンディングを行っている。
 「キハ52−125号」は、一九六五(昭和四十)年製造の旧国鉄型の車両。「カラカラ」と鳴るエンジン音が特徴で、根強いファンも多い。JR西日本の大糸線を引退した車両を同社が買い取り、土日祝日に運行している。
 現在、同鉄道は沿線人口の減少やコロナ禍などで経営が厳しい状況。魅力を発信しようと、写真家の香川智彦さん(37)ら四人が撮影した重要部品点検の様子を一冊にまとめることにした。同鉄道の担当者は「点検の様子を撮るのは鉄道業界でも珍しい。写真集を残すことで、キハを未来に残せたら」と話す。
 クラウドファンディング開始当初の目標額である百五十万円はすでに達成。現在は、二百五十万円を目指している。
 寄付はクラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」で受け付けている。(鈴木みのり)

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