熱海高生がおもてなし 観光学ぶ3年生がツアー準備 12月に開催

2020年9月16日 07時31分

旅行会社社員(左)からアドバイスを受けながらコロナ対策を考える生徒たち=熱海市下多賀で

 熱海高校(熱海市下多賀)の生徒たちが、温泉旅館の運営と観光案内で実際に客をおもてなしするツアー企画の準備を進めている。新型コロナウイルスの影響を受ける中、感染防止策による安心安全の確保と、旅の楽しみを両立させるサービスを目指す。(山中正義)
 十月に県内在住者を対象に参加者二十二人を募集し、十二月十五、十六日に本番を迎える。高校生たちが学校近くの「味と湯の宿ニューとみよし」で接客に当たり、市中心部と初島の観光バスツアーも手掛ける一泊二日のオリジナル企画だ。価格は今後決める。
 同校ビジネス観光類型で学ぶ三年生十七人が、授業の一環として今月十一日の決起会を皮切りに本格的な準備をスタート。十五日には、地元の旅行会社「ニコー」の社員を同校に招き、バス旅行でのコロナ対応を学んだ。
 生徒たちは、班ごとに消毒やマスク着用といった対応策を検討して発表。社員からは、運転手ら従業員とバスの車内、客の三分類で対策を考えることが大切などとアドバイスを受けた。
 本番までには市内観光のルート決めや旅館での接客実習などの準備を進める。三年生の後藤りおんさんは「コロナの中だけど、安心安全と楽しさをお客さんに届け、みんなで成功させたい」と意気込む。
 同校ではこれまでにも、生徒たちによる旅館運営や観光ツアー企画を実施してきた。小見山秀彦教諭は「コロナへの対応の中で旅館運営と観光ツアーをすることは、生徒にとってもいい勉強になる」と期待する。

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