伊藤さんら川崎市文化賞 本田さんにアゼリア輝賞

2020年9月17日 07時28分

伊藤多喜雄さん

 川崎市は、本年度の市文化賞などを民謡歌手の伊藤多喜雄さん(69)らに贈ると発表した。活躍が期待される若手に贈るアゼリア輝賞は、高津区出身の将棋棋士、本田奎五段(23)が選ばれた。 (安藤恭子)
 伊藤さんは高津区在住。日本を代表する民謡歌手として「ソーラン節」でブームを起こし、NHK紅白歌合戦に二回出演した。約五十年間にわたり川崎市に暮らし、二〇一五年には市の市民文化大使に就任。市内で毎年行うコンサートでは「川崎の人と唄」をテーマとするなど、地域愛あふれる音楽活動も評価された。
 市文化賞には他に、元市立小学校長会会長で、不登校児童生徒の学校復帰を支援するNPO法人「教育活動総合サポートセンター」理事長を務めた宮田進さん(80)と、市青少年科学館の館長を長く務め、市民に親しまれるプラネタリウムの全国的発展に貢献した若宮崇令(たかのり)さん(77)が選ばれた。

本田奎さん

 アゼリア輝賞の本田さんは市立東橘中を卒業。一八年のプロデビュー後、歴代二番目の早さとなる一年四カ月でタイトル戦の棋王戦に登場。タイトル戦初参加で挑戦権を得たのも史上初の快挙で、一躍脚光を浴びた。一九年度の将棋大賞新人賞を受賞し、市内の将棋教室でも指導に当たる。
 社会功労賞は、日本人と在日外国人の交流拠点「川崎市ふれあい館」で約二十年間館長を務めた社会福祉法人「青丘社」の裵重度(ペエチュンド)理事長(76)と、地域歯科診療に尽くしてきた山内典明・市歯科医師会会長(66)。スポーツ賞は、七十歳以上で構成される古希軟式野球チームで一六、一九年に全国優勝も果たした「川崎ブルーソックス」。贈呈式は十月二十九日、中原区の市国際交流センターで行う。

川崎ブルーソックス(いずれも市提供)

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