「互いに120歳目指そう」 全国最高齢区市長 北区の花川さん

2020年9月17日 07時18分

花川区長(右)から記念品を受け取る喜夛川さん=北区で(区提供)

 敬老の日(21日)を前に、全国の区市長で最高齢の北区の花川与惣太(よそうた)区長(85)が16日、100歳の誕生日を2日に迎えた区民の喜夛川元(きたがわはじめ)さん(東十条)に祝いの記念品を贈った。区長が「人生の大先輩をお祝いできて光栄。互いに120歳を目指して頑張りましょう」と言葉をかけると、喜夛川さんはうれしそうにうなずいた。 (砂上麻子)
 区によると、喜夛川さんは4人兄妹の長男として生まれ、子ども時代を世田谷区で過ごした。20代に終戦後のシベリア抑留を経験。帰国後に都に就職し、北区役所土木課に配属になったことをきっかけに北区に住むようになったという。
 現在、家族と同居しているが、入浴、食事、買い物など身の回りのことは自分ででき、体操教室など地域の集まりにも積極的に参加している。テレビでクイズ番組や野球、大相撲を見るのを毎日の楽しみにしている。
 長生きの秘訣(ひけつ)は、「規則正しい生活、1日3回の食事」と喜夛川さん。「シベリア抑留を経験しているため、食べ物は好き嫌いなくなんでもおいしく食べられる」と語った。
 区は100歳を迎える区民と最高齢の区民に記念品を贈っている。本年度は、男性20人、女性75人が100歳を迎え、最高齢は109歳の女性。
 敬老の日の前の区長による記念品贈呈は自宅を訪問するケースが多いが、今年はコロナの感染拡大防止のため、区内の施設で行われた。

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