国予算への要望めぐり 知事、自民都連に協力要請

2020年9月17日 07時19分

自民党都連所属の国会議員と笑顔で話す小池百合子知事=千代田区で

 小池百合子都知事は16日、自民党都連の国会議員や都議らと面会し、国の来年度予算に対する都の要望について、協力を求めた。小池知事はこれまで都議会などで自民党と対立してきた経緯があり、面会での協力要請は2016年の知事就任以来、初めて。 (岡本太)
 小池知事は一期目の知事選で都連を「ブラックボックス」などと批判し、就任後も築地市場移転問題などで自民と激しく対立。これまでは、都連側が面会を断るなどしたため文書での協力要請にとどまっていた。だが自民は七月の都知事選で独自候補の擁立を断念して、小池知事が再選。自民側には来年の都議選も視野に、支持率の高い小池知事との対立解消を模索する動きが出始めている。
 面会で鴨下一郎都連会長は、七月の都知事選について「素晴らしい成績だった」と祝福。コロナ対応も「日々緊張の毎日と思う」とねぎらい「私たちも危機意識は百パーセント共有している」と述べた。
 小池知事は菅内閣の発足に触れ「都連のみなさんが新政権で大きな役割を果たす。都にとって心強い」と持ち上げ、来夏に延期された東京五輪・パラリンピックに「国、都が一体となってオール東京、オールジャパンで進めていく必要がある」と連携を求めた。
 高島直樹都連幹事長は会議後、「是々非々という私たちの姿勢には変わりはないが、コロナの影響で一年前とは状況が異なる」と話した。また小池知事は「コロナ対策が今一番重要であることを考えれば、議会、国政と都が連携していくことは意義がある」と語った。 

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