認知症をオレンジ色でPR 習志野市役所でツリー装飾、職員はTシャツ着用

2020年9月17日 07時45分

ハミング階段に飾られたオレンジ色の飾り=習志野市役所で

 アルツハイマー月間(九月)に合わせ、習志野市役所で十八日まで、職員がオレンジ色を身に着けるなどの「ドレスアップ企画」が行われている。一階とグラウンドフロアを結ぶハミング階段には、クリスマスツリー状の木にオレンジ色の飾りが施され、職員はオレンジ色のマスクやTシャツなどを着用している。(保母哲)
 同市では毎年、認知症をPRするためシンポジウムを開催してきたが、今年はコロナ禍のため見送り、厚生労働省が実施するドレスアップに取り組むことにした。全国各地の公共施設では今月二十一日の「世界アルツハイマーデー」に合わせ、建物をオレンジ色でライトアップするケースもある。
 ハミング階段の木には、職員が折り紙で手作りしたオレンジ色のリースなどが飾られた。「一歩一歩着実に進んでいく」ことを願う、認知症サポーターキャラバンのマスコット「ロバ隊長」の折り紙なども、職員の執務スペースに置かれた。
 厚労省の資料では、現在は六十五歳以上の約七人に一人が認知症になると推計されている。将来推計では、二〇二五年に約19〜21%、六〇年には約25〜34%との研究もある。このため習志野市高齢者支援課は「誰もが認知症になる可能性があるだけに、市民ぐるみで住みよいまちづくりに取り組みたい」と話している。

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