<東京2020>南スーダン 身近に感じて 応援Tシャツ11月から販売

2019年9月26日 02時00分

Tシャツの前面(右)と背面=いずれも前橋市役所で

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの事前長期合宿を前橋市で行う南スーダン選手団を応援しようと、市国際交流協会の会員などでつくる南スーダン応援委員会が応援Tシャツを作製し、十一月一日から販売する。収入の一部を合宿の費用に活用することも予定している。(市川勘太郎)
 同委員会は南スーダン選手団を支援し市民に五輪を身近に感じてもらおうと今月に入って結成され、現在十四人が参加している。
 Tシャツは黒色。サイズはS、M、L、O、XOの五種類。価格は三千円(税抜き)。前橋駅構内のヴェントまえばしで販売する。ほかにも協力を呼び掛けており販売店を増やしたい意向。
 シャツは前面に前橋と南スーダンの文字を配置。前橋のAの文字の中に、日本の桜と松の文様をあしらった。南スーダンの部分には東アフリカ地域の女性が着用する布の伝統的な柄「アフリカンプリント」を描いた。シャツのグラデーションにも同様の柄を使った。
 背面は、上部に南スーダンの国章のワシなどの動物と男女の選手を、下部には前橋市役所や赤城山などを描いた。五輪に向けみなぎるエネルギーをオレンジから黄色の色の変化で表現した。
 デザインを担当した榛東村のグラフィックデザイナー善養寺(ぜんようじ)良子さん(43)は二〇一七年から二年間、国際協力機構(JICA)海外協力隊としてアフリカ南部のボツワナに滞在し、国立博物館のポスターなどのデザインを手掛けた。同国での経験から「選手団が寂しい思いをしてほしくない。Tシャツを通して南スーダンを知り、お互いを知り合うきっかけになれば」と記者会見で話した。
 Tシャツを作製する同市のスポーツウエアメーカー「ボルトン」の藤川孝社長(66)によるとTシャツは薄くて丈夫で、吸汗・速乾機能が長期間持続するのが特長という。藤川社長は「スポーツを通じて社会に貢献するのが社の経営理念。多くの人が着用して選手を応援できたら」と語った。

Tシャツをデザインした善養寺さん

関連キーワード


おすすめ情報