吉永小百合主演 映画「いのちの停車場」 伊勢谷容疑者出演のシーンはカットせず

2020年9月17日 07時55分

映画「いのちの停車場」の会見で語る吉永小百合=東京都練馬区で

 吉永小百合主演の映画「いのちの停車場」(来年公開)の製作記者会見が東映東京撮影所(東京都練馬区)で開かれ、百二十二作目の出演映画で初の医師役に挑んでいる吉永は「命の大切さを真っ正面から描くことができたら。患者の思いを受け止められるドクターを演じ切りたい」と意気込みを語った。
 映画は終末期医療がテーマ。吉永は救命救急医から転身した在宅医療の専門医を演じ、治療困難な患者たちと向き合っていく。成島出(いずる)監督は三年前、がん闘病中に吉永から励ましの手紙が届いたことを明かし、「必ず良くなってもう一度ご一緒したいという思いだった。夢がかない感激している」と話した。
 会見には共演の松坂桃李(とおり)、広瀬すず、西田敏行、みなみらんぼうも出席した。
 作品には、大麻取締法違反の疑いで逮捕された伊勢谷友介容疑者も出演。会見に先立ち、製作と配給の東映の手塚治社長が、出演シーンをカットせずに完成、公開させると説明した。事件について心境を問われた吉永は「伊勢谷さんとはいいシーンが撮れたと思っているので、とても残念な思い」と胸中を語った。
 東映は会見前、取材陣全員にPCR検査を実施。全員が陰性だった。 (藤原哲也)

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