花總まり×大地真央「おかしな二人」 W主演で舞台初共演

2020年9月17日 08時00分

舞台「おかしな二人」で初共演する大地真央(右)と花總まり=東京都千代田区で

 性格が真逆な二人の共同生活を描く舞台「おかしな二人」が十月八〜二十五日、東京・日比谷シアタークリエで上演される。宝塚歌劇団元トップスターの大地真央(64)と、元トップ娘役の花總(はなふさ)まり(47)がダブル主演で初共演する。東京都内で開かれた製作発表会見で大地は「人間のドラマのくすっと笑える部分を大事にしたい」、花總は「大地さんについていき、テンポ感を大切に」と意欲を見せた。 (山岸利行)
 米国の劇作家ニール・サイモンのコメディーで一九六五年、米ブロードウェーで初演。その後、映画やテレビドラマにもなった。オリジナルは男性二人の話だが、女性版も発表された。今回は、無精な性格のオリーブ(大地)と、病的なまでにきれい好きなフローレンス(花總)が一緒に暮らすことになり、衝突を繰り返しながら、それぞれの幸せを見つけるまでを描く。
 宝塚退団後も数々の舞台に出演してきた二人だが、意外にも今回が初共演。お互いの印象について大地は「弾(はじ)けたら弾けるだろうなと思う」と共演を楽しみにしている様子。花總は「五秒以上見つめられません」と大先輩を前に緊張気味だったが、「オリーブ役を通して大地さんの面白いところが出てくるのでは」と期待を込めた。
 コロナ禍で舞台が上演できない時期が続いた。自粛期間中、大地は「ケーキづくりや断捨離など、普段できないことをやってました」と振り返った。今年上演二十周年を迎え、全国を巡演予定だった東宝ミュージカル「エリザベート」(全公演中止)に出演予定だった花總は「けいこをしながら、演劇はこの先どうなるんだろうと不安でした」と当時の胸中を明かした。
 演出の原田諒は「コロナ禍の苦しい時代に演劇をやる意味を考えさせられるが、人が心豊かに生きていくためにエンターテインメントは必要だと思う。『あー、楽しかった』と思ってもらえるような明るく楽しい作品にしたい」と話した。
 出演はほかに、シルビア・グラブ、宮地雅子ら。東宝テレザーブ=(電)03・3201・7777。

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