留学生が県産品の売り方提案 観光客に聞き取り、群大で発表

2019年9月27日 02時00分

商品の売り方を提案する留学生=前橋市の群馬大荒牧キャンパスで

 県内の大学に在籍する外国人留学生らによる県産特産品の海外展開について提言する発表会が、前橋市の群馬大荒牧キャンパスであった。留学生らは県内の観光地などで食品や日用品などについて国内外の観光客から聞き取りし、外国人に好まれる商品について調査をまとめた。
 日本貿易振興機構(ジェトロ)群馬貿易情報センターなどが主催した事業。群馬大や高崎経済大、上武大など県内で学ぶ留学生が卒業後も群馬で働く選択肢をつくろうと企画した。ベトナムと中国の留学生十人と、日本人学生七人は八月、十三事業所の商品について、JR上毛高原駅や沼田市の農園などに赴き、観光客から意見を募った。
 健康食品について調査した中国人留学生は、中国人観光客から聞き取り調査をした結果を基に「贈り物として好まれているようだ。より高級感のあるパッケージに変えれば、売り上げを伸ばせるのでは」と発表した。
 漬物メーカーのたくあんなどの製品について調査をした中国人留学生は「外国人からはたくあんの甘みがあまり好まれていないようだ。辛みのある商品開発が必要だ」と提案。聴講していたメーカー担当者は「ぜひ次の展開の際に考えたい」と応じていた。 (池田知之)

観光客からアンケートを取る留学生たち=沼田市で(群馬大学提供)

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