フロンターレ、J1で快進撃続く ホーム戦1勝→車いす1台寄贈 今季すでに8台

2020年9月18日 07時33分

昨年9月に寄贈された1台目の車いす=多摩区の特養ホームしゅくがわらで

 サッカーJ1川崎フロンターレのホーム戦一勝につき、車いすを一台寄贈します−。そんな地域貢献活動を始めた公式スポンサーの葬儀社が、フロンターレの快進撃に“困惑”している。今季はホーム八連勝中で、寄贈は昨季分を含めてもう十台に。「こんなに強すぎるのも…」と担当者は笑顔で語る。 (石川修巳)
 寄贈しているのは、川崎市中原区の葬儀社「花葬(はなそう)」。昨年九月から、等々力陸上競技場(中原区)のホーム戦一勝につき、車いす一台を市内の特別養護老人ホームに贈る活動を始めた。それ以来、昨季は磐田戦、広島戦で二勝し、計二台を寄贈した。
 フロンターレは今季、十連勝のJ1新記録を樹立するなど絶好調だ。ホーム戦に限ると、七月四日に鹿島に勝利したのを皮切りに、今月十三日の広島戦まで八連勝。車いすの寄贈台数も連動するため、今季は早くも八台、通算で十台になった。十台目は、特別養護老人ホーム等々力(中原区)に贈られるという。
 十七日には、車いすの贈呈式を川崎市役所で実施。福田紀彦市長から感謝状を受け取った花葬の代表、大屋徹朗さん(36)は「本当に強い。寄贈を始めた昨季は、こんなに勝っていなかったのに…」と関係者を笑わせた。
 「施設も大変喜んでいる。スポーツと福祉をいい形でつないでくれた」と福田市長。今季のホーム戦は残り八試合。大屋さんは「フロンターレは川崎の顔ですから」と語り、チームの躍進とともに、地域を盛り上げる決意を口にした。

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