熊谷千葉市長が知事選出馬へ 自民県連は鈴木大地氏を擁立方向

2020年9月20日 05時55分
熊谷俊人・千葉市長

熊谷俊人・千葉市長

  • 熊谷俊人・千葉市長
  • 鈴木大地・スポーツ庁長官
 来年4月に任期満了を迎える千葉県知事選に、千葉市の熊谷俊人市長(42)が出馬する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。知事選を巡っては自民党県連が、9月末にスポーツ庁長官の任期を終えるソウル五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏(53)を擁立する方向で最終調整に入っていることも判明。現在3期目の森田健作知事(70)は態度を表明していない。
 熊谷氏は千葉市議を経て2009年の市長選に旧民主党の推薦を受けて初当選。当時31歳で全国最年少の市長だった。その後、特定政党に属さない「市民党」を掲げ、ツイッターを活用した情報発信も話題で、現在3期目。
 支援する地元議員によると、熊谷氏は「知事選には新型コロナウイルス対策などの壁(課題)を乗り越えれば出たい」と既に伝えているという。熊谷氏は19日、記者団の取材に「今後どうするか、自分の思いは固まりつつある。新型コロナの冬の対策に一定のめどがついた時に(去就を)表明させてもらいたい」と述べた。

◆「森田氏では勝てない」と自民県連幹部

 森田氏は09年の知事選に政党の支援を受けずに初当選。13年と17年の選挙では、自民県連は森田氏を支援した。だが、森田氏が昨年9月の台風15号の災害対応の最中に県庁を離れて私的外出を繰り返すなどして、県民から批判を浴びたため、「選挙戦を勝てない」(県連幹部)と判断。県内の習志野市出身で知名度抜群の鈴木氏に白羽の矢を立てた。10月にも正式に打診する。
 鈴木氏は退任後の去就について明言を避けているが、同氏と複数回接触した県連幹部は「(鈴木氏は)おそらくやると思う。(選挙戦になれば)相当な接戦になるだろう」と話した。

関連キーワード

PR情報

社会の最新ニュース

記事一覧