熱中症疑いで8月搬送2831人、最多更新 県が水分補給を呼び掛け

2020年9月20日 07時09分
 八月に熱中症の疑いで救急搬送された人数は二千八百三十一人で、八月としては過去最多だった昨年の二千四百七十四人を更新したことが分かった。他の月を含めても、調査を始めた二〇〇八年以降では一八年七月の三千三百十六人に次ぐ二番目の多さだった。
 九月に入っても暑い日が続き、県は熱中症予防のため、エアコンの使用や小まめな水分補給を呼び掛けている。県消防課によると、八月の熱中症による搬送者数のうち、六十五歳以上の高齢者が千六百三十五人と全体の半数超を占めた。成人(十八〜六十四歳)が九百七十九人、少年(七〜十七歳)は二百八人、乳幼児(生後二十八日以上〜六歳)は九人だった。通報のあった場所は住居内が四割超で、道路が二割だった。
 熱中症による死者は七人で、昨年八月より二人増えた。年代別では五十、六十、七十、九十代がそれぞれ一人、八十代が三人。五人は自宅で亡くなり、エアコンを使っていなかった。
 同課などによると、雨続きだった七月の搬送者は三百七十八人。それが一転、梅雨明けした八月一日以降の急激な気温の上昇が、搬送者が増えた要因とみられるという。熊谷市内で最高気温が三〇度を超えた日数は、八月は全日、七月は五日間だった。 (飯田樹与)

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