「おもちゃなおし隊」今年も結成 壊れた玩具「一つ一つしっかり」修理します 秩父農工科学高・家電エンジニア班 

2020年9月20日 07時10分

持ち込まれた玩具の状態などについて聞く秩父農工科学高家電エンジニア班の山中班長(右)ら=秩父市の下郷児童館で

 県立秩父農工科学高(秩父市)電気システム科家電エンジニア班の三年生八人が、地域の人たちから持ち込まれた壊れた玩具を修理する「おもちゃなおし隊」を今年も結成。同市の下郷(したごう)児童館で修理の受け付けをしている。「遊んでいるうちに壊れてしまった。そんなおもちゃをお持ちください」と呼び掛けている。 (久間木聡)
 おもちゃなおし隊の取り組みは、生徒の技術向上の一環として二〇一八年からスタート。これまで二百三十件以上の依頼に応じてきた。今年は新型コロナウイルスの感染拡大に考慮し、大規模な事前PRはせず、今月三日から同館にチラシを掲示する一方、学校のホームページなどで告知した。飛沫(ひまつ)感染防止策としてアクリル板を受付に設置したほか、三密を避けるため、三人の生徒が交代で対応に当たる。
 初回の十日は午後一時から受け付けを開始。日頃から同館を利用している母親が子どもを連れて訪れ、さまざまな玩具を持ち込んだ。生徒たちは、玩具の状態などを詳しく聞き、受付票に記入していった。年明けに壊れてしまったという玩具を持参した秩父市の岩本沙織さん(34)は「修理の相談先を探していたので助かりました」と話した。
 班長の山中喬矢さん(17)は「玩具によって状態は一つ一つ違うのでしっかり話を聞いて修理していきたい」と意気込みを語った。指導に当たる斎藤晴樹教諭(39)は「小学校低学年くらいまでの子が使う玩具なら対応できると思う。ぜひ相談してほしい」と話した。
 今後の受け付けは二十四日、十月一、二十二、二十九日の午後一時半〜同三時半、下郷児童館で。原則無料だが、電池や部品の交換などが必要な場合は別途、料金がかかる場合もある。修理が終わり次第、生徒が連絡し、下郷児童館または学校で受け渡しを行う。

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