<各駅停車>実りの秋

2020年9月20日 07時10分
 管内の県南西部では、実りの秋を迎えている。クリ(日高市)のイガは茶に色づいて割れ、人の背丈に迫るサトイモ(狭山市など)の葉は枯れ始めた。
 サトイモは葉が枯れることで、光合成などで蓄えた栄養分を土中のイモへ送る。収穫が近づいたサインであり、地元では秋の風物詩の一つとされている。
 七月の長雨やその後の猛暑をはね返すようにして成長する収穫物のたくましさを、取材を通じ目の当たりにすると、私もパワーをもらえる気がする。帰途の足取りが軽くなって心地良い。
 気になるのは売れ行きだ。春先に収穫された狭山茶の一番茶は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ホテルやデパートなど大口の販路が狭まり、苦戦していると聞く。クリやサトイモも、コロナ禍の影響を受けるのだろうか。
 収穫後まで取材のアンテナを広げ、読者に「続報」を伝えていけたらと考えている。 (加藤木信夫)

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