身近にあるもの 向き合い表現 7作家が絵画100点展示 館林美術館

2019年9月2日 02時00分

ジュンサイやベッドなどを描いた伊庭靖子さんの作品=館林美術館で

 日常の自然や風景、身の回りにあるものを題材に、七人の作家が感じ取ったものを絵画で表現した作品を紹介する企画展「みつめる-見ることの不思議と向き合う作家たち-」が、館林市日向町の県立館林美術館で開かれている。伊庭靖子さんや日高理恵子さんらのそれぞれの独自表現による約百点を展示した。十六日まで。 (池田知之)
 出展しているのは、伊庭さんと日高さんのほか、浅見貴子さん、金田実生さん、児玉靖枝さん、津上みゆきさん、水村綾子さんの実績豊富な七人。
 水生植物のジュンサイを題材にした伊庭さんの油彩画は、葉に付いているぬめりや光の回り込みを繊細に表現。ベッドの枕やシーツを描いた油彩画では、白い木綿の布の質感を描いた。
 樹木をモチーフにした作品を手掛けている日高さんは、木々の枝と、間からのぞく空を岩絵の具や鉛筆の濃淡で描いている。
 担当学芸員は「モチーフはどれも身近にあるもの。それぞれの作家がどんなふうに個性的にものを見ているのか感じ取ってほしい」と話している。
 八日午後二時から、学芸員による作品解説会を開催。十四日午後二時からは日高さんによる解説がある。いずれも事前申し込み不要。
 観覧料は一般六百十円、大学生と高校生は三百円、中学生以下無料。月曜休館。十六日は開館する。

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