トロッコわっしー号 元気な姿 末永く 検査費用、ネットでわ鉄募る 目標の300万円達成

2020年9月23日 07時21分

トロッコわっしー号の検査費用の寄付を募るクラウドファンディングのサイト

 わたらせ渓谷鉄道(群馬県みどり市、わ鉄)は、観光列車「トロッコわっしー号」の検査費用を調達するため、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で乗客が激減し、収入も落ち込む中、運行継続のため企画。返礼品も魅力があり、七日の開始後は十七日に目標の三百万円を早々と達成した。わ鉄はさらに協力を求めている。受け付けは十月三十日まで。 (池田知之)
 クラウドファンディングは五千〜百万円の寄付ができ、金額に応じて一口ごとにお礼がある。返礼品は「枕木に寄付者のネームプレートを取り付け」(寄付額三万円)、「大間々駅で写真個展開催」(先着で十人、同十万円)、「好きな場所(運転席や駅事務所など)で記念撮影会」(同三十万円)、「トロッコわたらせ渓谷号一日貸し切り」(同百万円)などを用意した。二十二日午後四時時点では、三百九十二万円が集まっている。
 わっしー号は二〇一二年四月に運行が始まった二両編成の列車。群馬県の桐生駅と、栃木県日光市足尾町の間藤駅を結ぶ。ガラスのない大きな窓があり、乗客は開放感ある旅を楽しめるが、四〜七月はコロナのため運休。八、九月も運行本数を減らし、鉄道収入は例年の十分の一に低迷した。
 来年五〜七月に初めての本格検査があり、二両で約五千万円が必要になるため、わ鉄には大きな負担になっている。
 品川知一社長は「引き続き、応援をいただければ。十、十一月はほぼ例年通りの運行を予定しており、ぜひ乗車もしてほしい」と話している。詳細はわ鉄のホームページへ。

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