館山市・南房総市・君津市 消防団が総理大臣表彰受賞 昨年の台風などで 災害復旧を後押し

2020年9月23日 07時16分

内閣総理大臣表彰を受けた館山市消防団の吉野団長(中)=館山市役所で(同市提供)

 昨年秋の台風や大雨の際、献身的な活動で災害復旧を後押ししたとして、館山市消防団と南房総市消防団、君津市消防団が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。いずれも三月に防災功労者消防庁長官表彰を受けている。
 総理官邸で四日の表彰式に出席した後、各消防団はそれぞれの市長に喜びの報告を行った。
 館山市消防団は昨年九月に台風15号が直撃して以降、被災家屋の調査や災害ごみ回収、海岸の一斉清掃に取り組んだ。女性団員も高齢者の安否確認や炊き出しに汗を流した。吉野隆志団長は「(受賞は)館山市消防団にとって初めて。今後も地域防災に尽力する」と語った。

内閣総理大臣表彰を受けた南房総市消防団の木村団長(右)=南房総市役所で(同市提供)

 南房総市消防団は延べ五千六十五人が出動し、被災から二カ月を超える活動に従事。避難広報や水防活動、要配慮者宅の見回り、がれきの撤去や仮置き場までの運搬を行った。木村庸一団長は「災害を減らす減災も考えながら、災害に強い地域づくりを目指したい」と述べた。

内閣総理大臣表彰を受けた君津市消防団の小原団長(左)=君津市役所で(同市提供)

 君津市消防団は台風15号で約三万七千七百世帯が停電、約一万三千世帯が断水する中、停電復旧までの延べ十五日間、避難の呼び掛けや安否確認、災害情報の広報を積極的に進めた。小原幸春団長は「功績が認められ、大変うれしく光栄。今後も市民が安心して暮らせるよう活動を行っていく」と話した。
 全国八十五の個人・団体が受賞し、県内では三市の消防団を含め七つの消防団が受賞している。 (山田雄一郎)

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