藤井聡太二冠、初タイトルの棋聖就位式「今まで以上の緊張感あった」

2020年9月23日 17時33分

第91期棋聖就位式で賞杯を手にする藤井聡太棋聖=23日午後、東京都内のホテル(代表撮影)

 将棋の第91期棋聖戦5番勝負を制し、史上最年少の17歳11カ月で初タイトルを獲得した藤井聡太棋聖(18)=王位との二冠=の就位式が23日、東京都内のホテルで開かれた。藤井二冠は「初タイトル戦での得がたい経験を生かし、成長できるよう努めたい」と、さらなる活躍を誓った。
 藤井二冠は、この日のために仕立てた黒紋付き羽織はかまの晴れ姿で登壇。主催者から就位状や賞杯、賞金目録が贈られた。花束を手渡した師匠の杉本昌隆八段(51)は「(3年前の)29連勝の時、映画でいうとまだ予告編と答えたが、今回の獲得でやっと本編が始まった。これから記録をどんどん塗り替えていくと思う」と目を細めた。
 式後の記者会見では「タイトルホルダーとして壇上に立つというのは、今まで以上の緊張感があった」としつつ「将棋界を代表する立場でもあるので、盤上でもそれ以外でも精進し、成長していけたら」と述べ、「将棋界の顔」としての自覚も見せた。
 藤井二冠は6~7月に開かれた5番勝負に、史上最年少で出場。「現役最強」ともいわれる渡辺明前棋聖(36)=名人など三冠=を3勝1敗で破り、初タイトルを獲得した。8月には、第61期王位戦7番勝負(東京新聞主催)も制し、二冠となった。

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