コロナ対策「最優先課題」でも担当大臣いないけど? デジタルや万博は新設

2020年9月24日 06時00分
東京ドームを訪れプロ野球の新型コロナウイルス対策を視察する西村経済再生相=21日、東京都文京区

東京ドームを訪れプロ野球の新型コロナウイルス対策を視察する西村経済再生相=21日、東京都文京区

  • 東京ドームを訪れプロ野球の新型コロナウイルス対策を視察する西村経済再生相=21日、東京都文京区
 菅内閣が発足して23日で1週間を迎えた。組閣では看板政策を担う新たな閣僚ポストを複数設ける一方、最優先課題に掲げる新型コロナウイルス感染症対策の担当を明示した閣僚は置かなかった。政府は「コロナ担当相」がいなくても、コロナ対策が最優先課題であることには変わりないと説明する。
 菅義偉首相が官房長官を務めた安倍内閣では「一億総活躍」「地方創生」「働き方改革」などの目玉政策を掲げ、それぞれ担当相を置いた。菅内閣もこれらのポストを継続した上で、デジタル改革担当相を新設。2025年の大阪・関西万博開催に向け、万博相も新たに設けた。
 コロナ対策は安倍内閣に続き、再任された西村康稔経済再生担当相が担う。西村氏は17日未明の就任記者会見で「首相からは関係大臣と協力し、めりはりの利いた感染対策を行うと指示を受けた」と説明した。
 しかし、首相官邸が発表した閣僚名簿には、西村氏の担当は「経済再生担当」「全世代型社会保障改革担当」「内閣府特命担当大臣 経済財政政策」の3つのみ。コロナ担当との記載はない。
 これについて、内閣官房の担当者は「大臣の仕事は首相から口頭で指示を受けるものもあり、紙に書かれた形でなくても、仕事の重みとして差があるわけではない」と説明する。
 加藤勝信官房長官は17日の記者会見で「これまでも特段担当相ということではなく、西村大臣が安倍政権の中でもやっており、それを継続していくということだ。あらためて菅首相から指示が出された」と語った。(村上一樹)

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