サッカー三浦知良がJ1最年長出場 53歳6か月、大幅に記録更新

2020年9月23日 23時44分

川崎―横浜FC 前半、攻め上がる横浜FC・三浦知良=いずれも等々力陸上競技場で


 サッカーJ1横浜FCの元日本代表FW三浦知良が23日、川崎市等々力陸上競技場で行われた第18節の川崎戦で先発出場し、53歳6カ月28日のJ1最年長出場記録を打ち立てた。今季リーグ戦初出場で、2012年に札幌の中山雅史がマークした45歳2カ月1日を大幅に塗り替えた。後半11分に交代し、ゴールはなく試合は2―3で敗れた。
 ブラジル時代を含めてプロ35年目の三浦は8月のYBCルヴァン・カップ2試合に先発出場し、リーグ戦では13日の名古屋戦で初めてベンチ入りしていた。J1でのプレーは07年12月以来約13年ぶり。今後は1994年にジーコ(鹿島)がマークした41歳3カ月12日のJ1最年長得点記録の更新も期待される。 (共同)

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J1年長出場上位5人 (所属は達成時)
 選手名(所属)年 齢 出場日 相手
三浦 知良(横浜FC)53歳6カ月28日2020年9月23日川崎
中山 雅史(札 幌)45歳2カ月1日 12年11月24日横浜M
土屋 征夫(甲 府)
42歳3カ月3日 16年11月3日鳥栖
中村 俊輔(横浜FC)42歳2カ月30日 20年9月23日川崎
ラモス瑠偉(V川崎)
41歳9カ月5日1998年11月14日

◆記録よりも…敗れて反省 「もっと好機に絡みたい」

後半、川崎に追加点を許し、大声を出しチームメートを鼓舞する三浦

 J1最年長出場記録更新は気にも留めず、敗れた悔しさをあらわにした。横浜FCの三浦が今季初先発で4680日ぶりにJ1のピッチに立ち、首位の川崎を相手に後半11分までプレー。前線で気を吐くもシュートを放てず、最年長ゴールはお預けとなり「ペナルティーエリア近くの仕事が少なかった」と反省した。
 前半、攻撃の形がつくれず、22分にCKからの流れで川崎に先制を許した。しかし、コロナ禍の過密日程で巡ってきた出場機会で主将マークを巻いた三浦は「責任を持ったプレーをする」と気合十分。ジェジエウとの球際の攻防では体を張り、中盤まで下がって味方のパスも引き出した。前半37分にはポストプレーで左サイドの松尾とのパス交換から好機の起点となった。
 等々力陸上競技場はJリーグが開幕した1993年、V川崎(現東京V)のエースとして初得点を挙げた地。記録を塗り替える奇縁に背番号11は「みんなの力があってグラウンドに立てている」と感謝の言葉を忘れなかった。
 プロ35年目。「もっとボールに関わって、好機に絡んでいきたい。今後のリーグ戦で出られるようにチームの内の競争で頑張らないといけないが、勝ち取りたい」。新たな金字塔を打ち立てた53歳の目はすぐに未来を見据えた。(唐沢裕亮)

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