西武鉄道 遊園地リニューアルに合わせ懐かしい駅名も復活 「遊園地西駅」→「西武園ゆうえんち駅」 「西武遊園地駅」→「多摩湖駅」 

2020年9月24日 07時07分

かつての駅名「多摩湖駅」を復活させる「西武遊園地駅」南口の駅舎=東村山市で

 西武鉄道は2021年に計画する「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)のリニューアルオープンに合わせ、所沢市の山口線(レオライナー)遊園地西駅を「西武園ゆうえんち駅」に、東村山市の多摩湖線西武遊園地駅は「多摩湖駅」へと変更する。多摩湖駅は、40年以上前の駅名の復活となり、年配の住民からは歓迎の声も聞かれる。(服部展和)
 西武園ゆうえんち周辺は多摩湖線(国分寺−西武遊園地)、山口線(西武遊園地−西武球場前)、西武園線(東村山−西武園)が通る。西武遊園地駅と遊園地西駅に加え、西武園競輪場の最寄り駅の西武園駅と、似た名前の駅が近くに集まる。
 西武園ゆうえんちのリニューアルでは、メインゲートが現在の中央口から施設の西側へ移り、現在の遊園地西駅が最寄り駅となる。西武園ゆうえんち駅への改称で分かりやすくする。二一年中の改称スケジュールの詳細は決まっていない。
 遊園地西駅は、かつて「おとぎ列車」の愛称で親しまれた山口線が、新交通システムに生まれ変わった一九八五年に開業した。現在の西武園ゆうえんち西口の最寄り駅となっている。
 西武遊園地駅は、西武鉄道の前身の多摩湖鉄道が三六年に村山貯水池駅として開業した。当時は村山貯水池(通称・多摩湖)を訪れる観光客でにぎわった。四一年に狭山公園前駅、五一年に多摩湖駅に改称され、七九年に現在の駅名に。北側にある西武園ゆうえんち中央口と階段で直結しているが、施設のリニューアルで中央口はなくなるという。多摩湖の最寄り駅であることや、所在地の多摩湖町にちなみ、以前の駅名に戻すことにした。
 近くに住む七十代の元看護師女性は「多摩湖の堤防から眺める景色は抜群で、富士山が見えることもある。景色の良さがイメージできる駅名だから、いいのでは」と話した。

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