コロナで減収、財源210億円不足 来年度の予算見通し さいたま市

2020年9月24日 07時10分
 さいたま市は十六日、二〇二一年度の予算編成方針を決定し、各局に通知した。新型コロナウイルスの影響による市税の減収などが見込まれ、来年度の財源不足は少なくとも二百十億円に上るとしている。
 市財政課によると、二一年度の財源不足は今年二月の試算では百七十億円程度と見込んでいた。しかし、この時点では新型コロナウイルス感染症の影響などが加味されておらず、改めて試算したところ、法人市民税や個人市民税などで税収が約百三十五億円減る見込みだと判明。地方交付税や臨時財政対策債などによる国の補填(ほてん)を受けたとしても、さらに四十億円の不足が予想されるという。
 市は待機児童対策や公共施設の老朽化対策などに直面しており、もともと財政状況は厳しい。来年度はコロナ対応を最優先し、既存事業の見直しなどによる経費節減を進めるとしている。(前田朋子)

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