<新型コロナ>「医療、福祉に役立てて」 サブレ1個→60円 寄付の仕組み 川崎日航ホテルが川崎市に計30万円

2020年9月25日 07時11分

寄付金とともに、サブレ購入者のメッセージを福田市長(左)に手渡した川崎日航ホテルの山口総支配人=市役所で

 新型コロナウイルスに対応する医療、福祉への環境整備に役立ててもらおうと、JR川崎駅東口の川崎日航ホテルは24日、市に約30万円を寄付した。同ホテル製の焼き菓子を対象に、1個につき60円を寄付する仕組みで、8月末までに5000個余を販売。寄付金とともに、購入客から寄せられたメッセージも福田紀彦市長に手渡した。(石川修巳)
 川崎日航ホテルが売り上げの一部を寄付した商品は「ルビーチョコレートのサブレ」。一個二百円で、五月中旬から八月末までの限定で五千百十一個を販売。寄付総額は三十万六千六百六十円になった。

1個あたり60円を寄付するとして、8月末まで販売された「ルビーチョコレートのサブレ」

 ホテルによると、コロナ禍で宴会のキャンセルが相次ぎ、ほとんどの業務がなくなってしまった調理スタッフらが「少しでも地域の力になりたい。できることをやろう」と発案。取引先のチョコレートメーカー、バリーカレボー社の日本法人の協力も得た。
 「新型コロナウイルスに負けるな!みんなで頑張ろう応援キャンペーン」と銘打ち、サブレの製造もホテルの調理スタッフらが手がけた。医療や福祉の現場へのメッセージも募ると、購入客から「いつもありがとう」「心から感謝」など約千件が寄せられた。
 市役所でこの日あった贈呈式で、山口祐一総支配人は「前回の東京五輪があった一九六四年の開業以来、川崎市民に支えていただいている。(コロナ禍で)もう少し辛抱しながら、できることをやりたい」と説明。福田市長は「本業が厳しい中でも、地域貢献を形にしていただいた」と感謝を述べた。

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