取れたて魚 長い列 太田に北茨城交流物産館が開業 マグロの解体販売も

2020年9月25日 07時15分

マグロの解体を間近で見られる店内

 茨城県北茨城市などの漁港に揚がった取れたての海鮮類を、北関東自動車道を使って仕入れた直売店が入る「おおた・北茨城交流物産館 バスターミナル駅」が24日、太田市飯塚町の「BUSターミナルおおた」駐車場内に開業した。群馬は「海なし県」といわれて新鮮な魚介類が珍しいだけに、開店前に200人以上の客が詰め掛けて長蛇の列をつくった。(市川勘太郎)
 物産館は二階建て、延べ約千百三十平方メートル。一階が店舗となり、水産店「みなとの魚」、海鮮レストラン「加一」、県食肉卸売市場直営の「肉の駅おおた店」、JA太田市の「田田(でんでん)おおた」が並ぶ。
 市有地約千七百七十平方メートルを、魚の仕入れと水産店を運営する「大雄建設」(同市飯田町)が二十五年の期限で市から賃借して店舗を建設。魚は同社のトラックが午前二時に同市を出発し、福島県いわき市の市中央卸売市場、北茨城市の大津、平潟漁港、茨城県日立市の久慈漁港で仕入れ、午後一時半ごろには太田市に戻ってくる。店頭にはメヒカリやアジ、ムツ、カレイ、スズキなどが並ぶ。
 店内中央にガラス張りの加工室があり、東京・豊洲市場などで仕入れたマグロの解体を毎日開催する予定。開業日は三重県産で約八十キロの本マグロを解体し販売した。
 「加一」は開業記念で二十七日まで、中トロ赤身丼、刺し身の盛り合わせ定食をそれぞれ税込み千円、カキフライセットを同八百五十円で、三種類のみを提供。二十八日からは通常メニューとなり、海鮮丼の「加一丼」(税別千五百五十円)、マグロ赤身丼(同九百八十円)などがある。
 太田市の元会社員の女性(65)は「海鮮を扱うお店は珍しいので来てみた。魚が新鮮でたくさん買った。レストランでマグロ丼を食べて帰る」と笑顔だった。
 物産館は午前十時〜午後八時。レストランのみ午前十一時〜午後十一時。水曜定休。駐車場は約五百三十台分ある。

開業前に並ぶ人々=いずれも太田市で


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