公共交通活用でCO2削減を スマートムーブ推進協が初会合

2020年9月26日 07時40分

発表する出席者=前橋市で

 マイカーに依存せずに公共交通機関を活用し、二酸化炭素(CO2)を減らす方策を考える、県スマートムーブ推進協議会の初会合が二十四日、前橋市のぐんま男女共同参画センターで開かれた。来春までにスマートムーブの普及促進に向けての報告書を取りまとめる方針。
 スマートムーブとは環境省が進める温暖化対策。移動手段を見直し、CO2排出量削減を図る取り組みだ。
 初会合には県や県内十二市の環境政策などの担当者、鉄道やバス、タクシー会社の担当者、研究者ら計約四十人が出席。協議会の会長に群馬大の西薗大実(ひろみ)教授、副会長に高崎商科大の熊倉浩靖特任教授を選んだ。
 全国でもマイカー利用者が多い県内の実情に関して、協議会事務局の県地球温暖化防止活動推進センター(前橋市)の片亀光センター長は「ちょっとのことでも自家用車を使ってしまう。公共交通機関を使わないのは、食わず嫌いがあるのではないか」と指摘。「バス運行にとって不経済な渋滞をなくす方向に進めたい」と話した。
 出席者は事業所の取り組みなどを発表し、イベントを開く際はマイカーだけでなくバスによる会場へのアクセス方法を案内チラシに明記する案などが出た。
 協議会は十一月と来年二月にも会合を開き、意見交換する。(池田知之)

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