ラグビー、富士山麓でトライ W杯から1年 アカデミーを設立

2020年9月26日 07時43分

「MtFujiラグビーアカデミー」の設立を発表した所憲之会長(右から3人目)ら=御殿場市役所で

 日本中が熱狂した昨年のラグビーW杯から一年になるのに合わせ、「裾野御殿場ラグビーフットボール協会」は、園児や小中学生らにラグビーの魅力を伝える「Mt Fujiラグビーアカデミー」を設立した。これまで裾野市を拠点にしてラグビー教室を開くなどしてきたが、富士山麓の各市町に活動の幅を広げ、選手人口の増加を目指す。(佐野周平)
 二十四日、御殿場市役所であった会見で、同協会の所憲之会長(73)は「(日本代表が初めて八強入りした)W杯以降、ラグビー人気が今までになく高まっている。この勢いに乗り、W杯に出場するような選手を富士山麓から育てたい」と意気込みを語った。
 裾野市では八年前から初心者向け教室を開いてきた。園児〜中学生六十人ほどが所属し、年代別に週三日開催している。
 今年十一月ごろからは御殿場市でも毎週月曜日に教室を開催。地域の子どもたちが参加しやすいようにする。将来的には長泉町など周辺市町でも教室を開きたい考えだ。国体の県代表監督を長年務めた経験を持つ所会長が指導する。
 十一月八日には、御殿場市と小山町の小学生を対象にした無料体験会を行う。新型コロナウイルスの感染対策として、タックルなどの接触プレーは極力避け、腰に付けたひもを取る「タグラグビー」などを通じて楽しんでもらう。
 アカデミー設立を機に、各市町の行政との連携を深め、情報発信も強化する考えだ。
 裾野市では、初心者向け教室とは別に、練習や対外試合を行う「裾野ラグビースクール」も開講しており、ここでも参加者を募集している。元国体選手らが指導し、現在は県東部の園児〜中学生四十人ほどが入っている。二十四日の会見には同スクールに所属している児童二人が同席、「僕たちと一緒に楽しみましょう」と呼び掛けた。
 教室などの問い合わせは所会長=電090(4793)4860=へ。

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