息災願い「焙烙灸加持」 夏の土用の丑行事 沼田で15人が参加

2019年7月27日 02時00分

灸が乗った焙烙を頭に当てる参加者たち=沼田市の妙光寺で

 沼田市坊新田町の妙光寺(田代経量住職)で、頭に乗せた素焼きの皿の上でもぐさを炊いて頭痛除(よ)けや暑中の息災などを祈願する「焙烙灸(ほうろくきゅう)加持」が行われ、檀(だん)信徒や市民など約十五人が参加した。
 寺によると、夏の土用の丑(うし)の日に行われる日蓮宗の行事で、頭痛のほかに痛いところやつらいところに灸で温めた皿を当てると、痛みが和らぐという。同寺は毎年、檀信徒を中心に行っていたが、昨年から一般参加者も募っている。
 参加者は本堂で頭と皿の間にタオルと無病息災のお守りを挟んで座った。もぐさを炊く煙と香りが立ち込め、住職ほか二人の読経の大きな声が響いた。
 初めて参加した同市東倉内町の浅沼美香さんは「住職の迫力ある声に圧倒され、足の痛みが飛んでいきそう。もぐさの香りで心もいやされた」と汗を拭っていた。

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