<夏の高校野球>決勝は前橋育英×前橋商 関学大付先制も一歩及ばず

2019年7月26日 02時00分

桐生第一-前橋育英 七回裏1死、本塁打を打った前橋育英の須永武志選手=いずれも前橋市の上毛新聞敷島球場で

 第101回全国高校野球選手権群馬大会は二十五日、準決勝の2試合が前橋市の上毛新聞敷島球場であった。前橋育英が桐生第一に7-4で、前橋商が関学大付に3-2(延長十二回)でサヨナラ勝ちした。決勝は、二十七日午前十時から同球場で行われる。 (市川勘太郎)
 前橋育英は、序盤から効率よく加点し、逃げ切った。一回には中前打で出塁した剣持京右選手(三年)を須永武志選手(二年)が投手への強襲安打で生還させ先制。その後、一点差に迫られていた七回、須永選手の左翼への本塁打でダメ押しの1点をもぎ取った。先発の梶塚彪雅(ひょうが)投手(三年)は打たせて取る投球で要所を締め、9回を6安打4失点と試合をまとめた。
 荒井直樹監督は「準々決勝まで苦しい試合を経験する中で選手たちが力をつけ、今日の試合に生かせた。武器である強い守りでしのいだのが勝因」と振り返った。
 桐生第一は、五回までに1点差に迫る攻撃で攻め立てたが、その後は三者凡退などで追加点を奪えなかった。
 前橋商は、延長十二回の激戦を制した。延長十二回の攻撃で、小松誠也選手(三年)が三塁手への強襲安打で出塁し、二死を取られた後、市場立也選手(三年)が四球を選択。二死一、二塁の場面で、先発投手の井上温大(はると)選手(三年)は「自分で決めるしかない」と打席に立ち、右前打を放ちサヨナラ勝ちを決めた。投げては十二回を完投し、7安打2失点で13奪三振と好投した。住吉信篤監督は「ここまで厳しい試合を乗り越えてきた。王者を倒すためにここまで練習してきた。決勝戦では食らいつき接戦に持ち込みたい」と意気込んだ。
 関学大付は、貝原優選手(三年)の本塁打などで先制したが、あと一歩及ばなかった。

関学大付-前橋商 12回裏2死一、二塁、前橋商の井上温大選手の右前打で生還する小松誠也選手

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