核ごみで初の住民説明会 北海道神恵内村、村長「一定の理解得られた」

2020年9月26日 22時12分 (共同通信)
北海道神恵内村で開かれた国と原子力発電環境整備機構(NUMO)による住民説明会=26日午後

北海道神恵内村で開かれた国と原子力発電環境整備機構(NUMO)による住民説明会=26日午後

  • 北海道神恵内村で開かれた国と原子力発電環境整備機構(NUMO)による住民説明会=26日午後
  原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、地元商工会から文献調査への応募検討を求める請願が村議会に提出された北海道神恵内村かもえないむらで26日、資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構(NUMO)による初めての住民説明会が開かれた。「風評被害はどうするのか」「文献調査は応じてもいいのでは」。住民からは賛否両論の意見が出た。
 説明会には計131人が集まり、会場は満席となった。エネルギー庁の担当者らはプロジェクターを使いながら処分地選定のプロセスなどを詳しく説明。質疑応答では、「リスクはないのか」「神恵内が適地なのか」と住民からは不安や疑問の声が上がる一方、神恵内村が北海道電力泊原発が立地する泊村に隣接していることに触れ、「(核のごみは)周辺自治体で完結させるべきだ。先送りさせてはならない」などと賛同する意見も多くあった。説明会は30日まで連日開催する。
 説明会に出席した高橋昌幸村長は終了後に報道陣の取材に応じ、「村民も一定の理解は得られたと思う。寄せられた意見を私なりに分析したい」と話した。
 神恵内村では、地元商工会が8日に請願を村議会に提出。村議会の常任委員会は請願を継続審査とし、国とNUMOに議員や村民を対象に説明の場を設けるよう求めていた。
 村議会は10月2日に再度委員会を開き、請願について話し合う方針。

関連キーワード

PR情報

社会の新着

記事一覧