<新型コロナ>好きな金魚もらって 葛飾の展示場で譲渡会 幼稚園などに230匹配布

2020年9月27日 07時23分

好みの金魚を受け取り、うれしそうに見つめる子どもたち=葛飾区で

 新型コロナウイルスの影響で、5月の販売会が中止になった葛飾区金魚展示場で、例年にはない金魚の譲渡会があった。夏祭りで金魚すくいができなかった地元の子どもらが、捕獲用の網で金魚を追った。
 展示場は、区北部の都立水元公園内にあり、コンクリート製の展示池で24種の約1000匹を飼育している。金魚に特化した展示場は全国的に珍しく、普段から無料開放されている。
 この展示場で生まれた希少種のエドアカネや販売会で人気のアズマニシキなどを見ることができる。
 展示場を管理する区公園課が区内の小学校や保育園などに希望を募ったところ、25団体が手を挙げた。飼育できる数に限りがあるため、希望する施設に配られることになった。
 譲渡会は25日にあり、受け取りに来た人たちは欲しい金魚を選び、捕獲用の網で懸命にすくっていた。約230匹が配られた。
 私立熊野幼稚園(立石8)の子どもたちは水槽の間を走り回りながら「長くて細いやつがいい」「小さい金魚がかわいい」と熱心に見て回った。
 赤松昂樹(こうき)ちゃん(6つ)は「今年は夏祭りで金魚すくいができなかったので、今日できてよかった」とうれしそうに話した。
 区公園課は、飼育している24種の特徴を紹介する「金魚カード」を手作りしており、受け取りに来た団体に配った。担当者は「今年は各地で夏祭りが中止になった。時期は遅くなったが、子どもたちに夏の風物詩を楽しんでもらえたら」と話していた。 (加藤健太)

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