<各駅停車>「いもの子」の夢

2020年9月27日 07時30分
 知的障害者らが働く「川越いもの子作業所」を運営する川越市の社会福祉法人「皆の郷」が、川越名物サツマイモの干しいもを作る「第4川越いもの子作業所」開所のため、今月から始めたインターネットの募金(クラウドファンディング)が目標の二百万円を超えた。
 保護者や職員にとってクラウドファンディングは初めての経験なので、もともと低く設定した目標額だった。「ひとりぼっちの障害者を出さない」という理念の下での取り組みを紹介した本紙埼玉版の記事を見て、五十万円を寄せてくれた人もいるという。
 募金の目標額は六千万円で、クラウドファンディングはその一部。新型コロナウイルスの影響で、計五百万円の収益を見込んでいたチャリティーコンサートやバザーが中止になる中、母親たちは「三千円二万人」を合言葉に毎日、川越の町に繰り出している。 (中里宏)

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