事業費54億円積算ミス 船橋市「確認不十分」市議会で謝罪

2020年9月27日 07時37分
 船橋市の中心市街地北側で予定されている土地区画整理事業を巡り、業者と市が作成した計画に事業費約五十四億円分が不足していたことが判明したとして、市は市議会で謝罪した。同事業では市立医療センターの事業地内への移転も盛り込まれており、二〇二三年度末としていた開院時期が遅れる可能性もある。
 同事業は、地権者でつくる海老川上流地区土地区画整理組合設立準備会が主体となり進めている。区画整理とともに、市は老朽化などした医療センターの移転を核にした「ふなばしメディカルタウン構想」を打ち出し、東葉高速鉄道の新駅設置なども計画している。
 市によると、市が事務局となり、業者が積算した総事業費は約百五十八億円としていたが、諸経費や消費税分など約五十四億円を盛り込んでいなかった。「業者の積算ミスに気付かず、市は書類の確認が不十分だった」のが原因とし、市は市議会に報告した。
 この問題はその後、開会中の市議会一般質問でも取り上げられ、松戸徹市長をはじめ市側は「関係者に多大な迷惑を掛け、心からおわびする」と謝罪。市のメディカルタウン構想に変更はないとしながら、松戸市長は「当初スケジュール通り進めることは難しい状況だが、新医療センターの一日も早い開院に向けて取り組みたい」と述べた。 (保母哲)

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