<政治決戦ぐんま>連休初日 駆ける知事選候補

2019年7月14日 02時00分
 二十一日投開票の知事選に立候補している、ともに無所属新人で、県労働組合会議副議長の石田清人さん(62)=共産推薦=と、元参院議員の山本一太さん(61)=自民、公明推薦=は三連休初日の十三日、県内各地を駆け巡った。 (市川勘太郎、菅原洋)
 石田さんは午前八時ごろ、高崎市の共産党西毛地区委員会を出発。新後閑町交差点で演説するなど市内を回り、正午前にマルエドラッグ倉賀野店前に立ち、近隣住民らを前に演説した。
 石田さんは冒頭に、若者の政治離れを持ち出し「安倍政権による隠蔽(いんぺい)や改ざんなど悪事が続いていて、若者が政治に信頼感を失い、気持ちが離れてしまうのは当然。知事選には教え子や保護者が大きな関心を持っている。政治は変わると実感を持ってもらい、若者の信頼感を取り戻す県政を実現する絶好の機会だ」と強調した。
 教育に関しては「子どもは私たちの未来そのもので社会の宝だ。全ての学年で三十人学級を実現する。教室に物理的な余裕をつくり、子どもも先生も気持ちのゆとりを持てる環境にする。教育に予算と人を増やす行政にしたい」と述べた。
 最後に「保育士の賃金を引き上げて労働条件を改善することは、子どもの安全を守るために必要だ。子どもからお年寄りまで、全ての年代を大切にする県政にするために、先頭に立って奮闘する」と訴えた。
 この日は午後も同市内を回り、スーパーや団地前などで演説した。
 一方、山本さんは朝にみなかみ町を出発し、午前中は沼田市の市街地などを回った。午後は渋川市に入り、赤城町のJA赤城たちばな前で、約百人の支持者を前に街頭演説会を開いた。
 山本さんは渋川高校を卒業し、演説会に駆け付けた星名建市県議(渋川市区)と高木勉・渋川市長も同校の卒業生だ。
 マイクを握った山本さんは「私にとって渋川は、特別な地域と分かってほしい。私が知事になったら(自民党県連の幹事長を務める)星名県議と相談しながら県の予算をつくり、高木市長とも手を携えてやっていきたい」と渋川市を重視する姿勢を示した。
 さらに山本さんは「私は二十四年、国会議員をしてきたから、知事になったら自分で直接大臣たちにつなげられる。県民所得を上げ、観光や農業を応援し、雇用の受け皿を用意したい。群馬は自然が豊かで温泉もある。こうしたブランドが全国に自慢できるようになると、人口流出に歯止めがかかると思う」と述べた。
 その上で「私は六十一歳だが、国会議員になった二十四年前と同じ速度で走れる。この勢いで群馬県を引っ張っていきたい」とアピールした。

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