松戸 ふるさと納税 応援パンチ 那須川天心さん「大使」第1号

2019年11月29日 02時00分

松戸市の第1号のふるさと大使に就任した那須川天心さん(右)と委嘱状を手渡す本郷谷健次市長=松戸市で

 松戸市は27日、市出身のキックボクサーで総合格闘家の那須川天心さん(21)に、市のイメージアップに貢献し、広くふるさと納税を呼び掛ける初の「ふるさと応援大使」を委嘱した。本郷谷健次市長から委嘱状を受け取った那須川さんは「第1号の期待を感じる。格闘技を通じて多くの方々にアピールしていく」と誓った。 (林容史)
 前日の練習でひざ蹴りが当たり、顔を少しはらせた那須川さんは「よくあること」と涼しい顔で出席。本郷谷市長は「松戸をPRして、国民の協力でまちづくりを進めたい」と委嘱の目的を説明した。
 那須川さんは五歳で空手を始め、小学五年生の時に極真空手ジュニア世界大会で優勝した。小六でキックボクシングに転向し、二〇一四年プロデビュー。現在、RISE世界フェザー級王者、ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王者。「神童」「キックボクシング史上最高の天才」と称される。
 現在も父親が市内に開いたジムで練習し、ロードワークで江戸川沿いを走る。「練習が終わると動く気になれない」というが、お気に入りの地元の中華店やハンバーガー店に食事に行くこともあるという。「田舎過ぎず、都会過ぎず、住むにはいいバランス」と松戸の良さを話した。
 現在、年末の対戦について調整中で、「誰が来ても勝つ」と不敵に笑う。「まだまだ夢がある」と口にし、「自分自身で歴史、快挙をつくっていきたい」と力を込めた。
 ふるさと納税について本郷谷市長は、「趣旨を超える運用は制度そのものを壊す」と行き過ぎた返礼品競争を批判。ただ、「地方に税金を配分する制度の趣旨にのっとり拡充、充実させていきたい」と述べた。
 本年度のふるさと納税による松戸市の市民税控除額は八億四千五百万円に上る一方、寄付受け入れ額は八月末現在で五百八十万円で、減収となる見込み。

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