はがきで教えて、高齢者の悩み 豊島区が取り組み ニーズ把握し適切な支援へ

2020年9月28日 06時43分

悩みごとの記入欄がある往復はがき

 豊島区は七十五歳以上の高齢者に往復はがきを送り、悩みを記入して返信してもらう取り組みを行っている。新型コロナウイルスの感染拡大により、外出機会が減少しがちな高齢者のニーズを知り、適切な支援につなげていく。
 区内在住の約三万一千人が対象。初めての発送となる今回は、往信はがきにマスク着用といった感染予防策のイラスト、返信はがきに相談ごとの記入欄がある。
 氏名や電話番号、相談ごとを書き込んで投函(とうかん)すると、区内に八カ所ある高齢者総合相談センターのうち、住まいに応じたセンターに届く仕組み。その後、電話相談や具体的な支援策につなげる。
 コロナ禍で高齢者の社会参加が減少する中、区には「体の機能が低下している」「友人との付き合いが減り、元気が出ない」といった声が寄せられている。
 取り組みを通じて不安を解消し、健康を維持してもらう。担当者は「気軽に悩みごとを書いて欲しい」と呼び掛けている。来年一月にも発送する予定。 (中村真暁)

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