高齢者らに電話で避難情報 藤岡市が災害時システムを来月導入

2020年9月28日 07時30分
 藤岡市は10月から、インターネットを利用しない高齢者などを対象に、災害時の避難情報を電話で届けるシステムを導入する。
 台風による大雨や地震などの災害時に逃げ遅れが生じやすい「情報弱者」に音声で一斉配信することで、迅速な避難につなげる。
 民間の緊急時情報伝達・収集システムを使用。インターネットを利用しない高齢者や災害要配慮者らの世帯に事前登録してもらう。地域の自主防災組織や民生委員にも配信。市は配信先として約1000件を想定する。
 自主避難所の開設や避難指示などの災害情報について、市はメールやツイッター、ホームページ、テレビのデータ放送などで発信している。だが、こうした通信手段に慣れていない人には必要な情報が伝わりにくく、課題になっていた。
 新たなシステムでは、情報を音声に変換して固定電話や携帯電話に配信。アンケート機能を通じて配信先の受信確認や避難情報の収集、集約も可能になる。市地域安全課は「情報伝達手段を多重化し、逃げ遅れゼロを目指す」としている。(石井宏昌)

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