県と栄養士会が災害時の医療救護活動で協定 避難所で食生活支援など

2020年9月28日 07時30分

調理設備などを備えた日本栄養士会の車両=県庁で

 県と県栄養士会は、災害時の医療救護活動に関する協定を締結した。栄養士が避難所で幼児や高齢者、疾患のある人たちの食生活支援や栄養相談などに当たる。
 県栄養士会が大規模災害時、県内の避難所などに栄養士チームを派遣する。食物アレルギーや糖尿病、腎臓病など疾患がある人の重症化防止や健康維持のため、医師や薬剤師らと連携してアレルギー対応食や治療食などを提供する。
 県栄養士会の佐藤敏子会長は「避難所では栄養のバランスが崩れがちになる。高齢者の誤嚥(ごえん)に配慮した食事を提供するなど、食生活へのきめ細かい支援をしたい」と話す。
 締結式が二十四日に県庁であり、災害時に県栄養士会の要請で日本栄養士会から派遣される車両「JDA−DAT号」も披露された。外部に電源を供給する機能を備え、その場で調理ができる「キッチンボックス」を搭載している。
 車両の説明を受けた福田富一知事は「持病などのある避難者は心強いと感じるはずだ」と活動に期待を寄せた。(小川直人)

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