アベノマスクの単価などの情報開示を求め、神戸学院大の教授が国を提訴 大阪地裁

2020年9月28日 11時46分
大阪地裁に向かう神戸学院大の上脇博之教授(右)ら=28日午前(共同)

大阪地裁に向かう神戸学院大の上脇博之教授(右)ら=28日午前(共同)

  • 大阪地裁に向かう神戸学院大の上脇博之教授(右)ら=28日午前(共同)
  • 政府が配布した布マスク「アベノマスク」(共同)
 政府が新型コロナウイルス対策として全国の世帯に配布した布マスク「アベノマスク」について、各業者に発注した枚数と単価を開示しないのは、政策の是非を議論できず不当だとして、神戸学院大の上脇かみわき博之ひろし教授が28日、国に情報の開示などを求め大阪地裁に提訴した。
 訴状などによると、上脇氏は今年4~5月、マスク製造業者との契約に関する文書や納品書などの公開を国に請求。ところが、国側は今後の価格交渉に支障を来す恐れがあることや、業者の調達ノウハウに関する情報であることを理由に、公開した文書で各業者に発注した枚数と単価の部分を黒塗りとした。
 上脇氏側は、将来的に国が再び大量の布マスクを発注する可能性は低いなどとして「不開示情報に該当する余地はない」と主張している。
 この他、開示の決定が期限から約2カ月遅れたのは不当だなどとして、国に60万円の損害賠償も求めた。
(共同)

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