過去最多の300本3万粒 恒例クリスタルのススキ 箱根ガラスの森美術館

2020年9月29日 07時22分

七色に輝くガラスのススキ

 箱根ガラスの森美術館(箱根町)の庭園に、秋の名物、クリスタルガラスのススキ(高さ1.5メートル以上)が登場した。池には花火を表現するオブジェもあり、七色にきらめく自然光の競演を楽しめる。ススキは11月23日、花火は10月中旬まで。 (西岡聖雄)
 穂の部分にクリスタルガラスの粒(直径一・四センチ)を百粒つるすススキ。過去最多の三百本、三万粒のボリュームで風に揺らめく。昨年は一部だった金と白銀色の茎と葉のススキを全体に広げ、輝きを増した。
 水上花火のオブジェは、四万八千粒を使用。湖上でさく裂した花火をガラスで再現し、日光の当たり具合で刻々と表情を変える。コロナ禍の今夏、花火大会が各地で中止されたため、展示期間を秋まで延長した。
 三密対策により、館内レストランのミニライブで歌手は歌わないが、フェースシールドを着けたピアノやバイオリン、馬頭琴奏者の生演奏で食事できる。
 イタリア・ベネチアから天然ジェラートを輸入し、八月からメニューに加えた。天然の着色料や香料しか使わず、原材料や手作りにこだわり、現地で屈指の人気という。
 製造するミケラン社がベネチアに昨年開館したジェラートの博物館を見学した岩田正崔(まさたか)館長がトップ交渉し、輸入が実現した。国内で提供しているのは、ガラスの森のみという。税込み九百三十五円。
 岩田館長は「芸術作品のほか、デザートでも本場の雰囲気を味わってほしい」と話す。入館料は大人千五百円など。問い合わせは、美術館=電0460(86)3111=へ。

ガラスの水上花火=いずれも箱根町で


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