やまゆり園に鎮魂モニュメント 犠牲者名の記載は遺族と協議

2020年9月30日 05時50分

やまゆり園建て替え後に設置する鎮魂モニュメントのデザイン案=いずれも神奈川県提供

 2016年7月に入所者19人が殺害された相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の事件で、神奈川県は29日、施設建て替え後に設置する鎮魂モニュメントのデザイン案を発表した。
 モニュメントは建て替え後の園の敷地内に、直径2メートルの皿形の黒御影石を中央に置き、周囲に献花台と芝生などを配する。皿の表面には、差別や偏見との決別などを定めた「ともに生きる社会かながわ憲章」を刻む。月命日などには皿に水を張り、水面に空が映るようにして鎮魂を表現する。

鎮魂モニュメントの配置図

 犠牲者の氏名を記載するかは今後、県が遺族と話し合って決める。外から見えないようモニュメントの内部に刻む案もあるという。
 詳細設計を来年1月をめどに決め、完成は建て替えが完了する来夏を予定。(志村彰太)

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