ふるさと納税流出額ワーストの汚名返上へ 川崎市、返礼品49品目を追加

2020年9月30日 07時23分
 川崎市は29日、ふるさと納税の新たな返礼品を発表した。市内音響メーカーのヘッドホンなど49品目を追加。10月1日から専用サイトで受け付ける。ふるさと納税で市の流出額が実質全国ワースト1となる問題があり、市内事業者らを対象に返礼品を随時募集し、季節の返礼品にも力を入れる。
 幸区に本社工場がある音響メーカー「S’NEXT(エスネクスト)」は、100万円を寄付した人が得られる旗艦モデルのヘッドホンや、国内外の音楽ファンに定評があるイヤホンなど7種類の返礼品を用意した=写真(市提供)。東海道BEER川崎宿工場(川崎区)のクラフトビール6本セットなども加わり、返礼品総数は72事業者の209品となる。
 人気のサッカーJ1川崎フロンターレ関連も充実させるほか、東海道GLASS(川崎区)の「切り子体験」や、黒川東芋掘会(麻生区)のサツマイモ掘り体験など、体験型の返礼品も充実させる。
 市によると、2019年中の流出影響額は63億7000万円。他方、19年度の獲得額は3700万円。担当者は「前年度は上回りたい。返礼品の開発で、市内企業の活性化や川崎に足を運んでもらう機会にしたい。制度を使えない市民もサイトで川崎らしいものを見つけ、市外にPRしてほしい」と話した。(安藤恭子)

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