世界三大広告賞で銅 高崎市サイト「絶メシリスト」 応募2196点から フランスで開催

2019年6月27日 02時00分

絶メシリストのサイト紹介画像(高崎市提供)

 地域で長年愛されながらも後継者問題に悩む飲食店などを紹介する高崎市のグルメ情報サイト「絶メシリスト」が、フランスで開催された世界三大広告賞の一つ「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」のメディア部門でブロンズ(銅賞)を受賞した。市によると、日本でも企業の受賞例はあるが、自治体のプロモーション活動では珍しいという。
 同広告祭は一九五四年に劇場CMの振興のために創設され、英国の「クリオ」、米国の「ONE SHOW」と並んで三大広告賞とされる。メディア部門は優れたアイデアだけでなく、効果を生むアイデアを評価する賞。二千百九十六点の応募があり、グランプリ、ゴールド、シルバー、ブロンズの各賞が選ばれた。
 絶メシリストは、市民に愛され続けながら、店主の高齢化や後継者難などから閉店が心配される「失うには惜しい絶品グルメ店」を紹介し、応援するサイト。二〇一七年度に市が広告代理店に委託してスタート。当初は飲食十四店を掲載したが、精肉店や青果店、和菓子店などにも対象を広げ、今年三月末現在で五十一店を掲載している。店や店主の紹介だけでなく「後継者求む!」と働き手も募って個人店を支援する。
 富岡賢治市長は「大変素晴らしい賞を取ってうれしい。高崎の知名度がさらに上がると思う」とコメントを出した。
 絶メシリストは昨年八月に国内最大級の広告賞とされる「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のマーケティング・エフェクティブネス部門グランプリを受賞。今年三月にはアジアを代表する広告祭の一つ「アジア太平洋広告祭(アドフェスト)」でも入賞している。 (石井宏昌)

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