防災知識 遊んで学ぼう 流山の子育てママら、カルタ発売

2019年11月27日 02時00分
 流山市内で子育て中の母親たちでつくる市民団体「流山子育てプロジェクト」が、遊びながら地震や津波、浸水などへの備えを身に付ける「防災カルタ」を作成、発売した=写真。今回、相次いで県内が風水害に襲われ、より高い防災意識が求められる。代表の青木八重子さん(46)は「家庭で遊んだり、地域の防災訓練で使ったりしてもらえれば」と活用を呼び掛けている。 (林容史)
 子育て家庭が防災、減災の知識を楽しく学べる教材づくりを目指した。市の補助金を利用し、昨年四月から一年半かけてかるたを完成させた。昨年の夏休みに市立小学校全十六校の児童を対象にコンクールを実施して読み札を募集。二百十一点の作品が寄せられた。
 このうち入賞作品五点を採用、また三点を参考にしながら、計四十五枚の読み札を考案した。絵札のイラストは市内在住のイラストレーター三條栄子さんが担当、静岡大学教育学部教授の池田恵子さんが内容をチェックした。防災知識をより深める解説書も添付、誰もが読みやすいユニバーサルフォントを採用した。
 採用作品で小学生たちは「ふだんから バッグにちょこっと チョコレート」「ハザードマップ 災害くる前 しっかり確認」などと心構えを説いている。また、昨夏の西日本豪雨の被害を踏まえ、「カーテン閉めて ガラスの飛散防止」「雨水が あふれたら 長靴は危険」など風水害に備えた読み札もある。
 五百セットを作製。一セット千円(税込み)。購入希望者はファクスか電話で直接、注文する。市内の小学校、幼稚園、保育園には無料で配る。
 子育てプロジェクトは、市の男女共同参画講座を受講した母親たちで結成し、現在、十六人で活動している。二〇一一年の東日本大震災を契機に防災、減災を訴えてきた。これまでに「私にもできる防災・減災ノート」「多言語の防災ガイドブック」を発行、出前講座「防災寺子屋」を開いている。
 問い合わせ、注文は青木さん=電090(3577)4654=へ。

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